一脈相通
読み方
いちみゃく そうつう意味
一見すると別々に見える物事・考え方・作品などの間に、共通する本質やつながりがあること。「一脈」は一本の筋・系統、「相通」は互いに通じ合う意で、ある面において同じ流れをくむことを表す。由来
中国由来の漢語的表現。「一脈」は一本の血筋・系統、または一本の筋を、「相通」は互いに通じることを意味する。特定の古典の一節を出典とする語としては明確でなく、成立した正確な年代は不明である。日本語では、思想・芸術・学問などに見られる共通性や連続性を述べる語として定着している。備考
「一脈相通じる」「一脈相通する」の形で使うことが多い。単に似ているというより、根底に共通する系統・思想・性質があることを表す、やや硬い表現である。例文
- この小説には、作者の初期作品と一脈相通じる問題意識が見られる。
- 両者の主張は表現こそ異なるが、人間の尊厳を重んじる点で一脈相通している。
- 伝統的な工芸技法と現代デザインは、素材を生かすという考え方で一脈相通する。
類義語
対義語
- 没交渉
- 無関係
- 縁遠い