一長一短
読み方
いっちょう いったん意味
一つの長所があれば一つの短所もあること。また、人や物事には、よい面と悪い面の両方があり、完全ではないことをいう。複数の案・製品・人物などを比べ、それぞれに利点と欠点がある場合によく用いる。由来
中国の古典に由来する漢語的な表現とされる。「長」は長所・すぐれた点、「短」は短所・足りない点を表す。一つの「長」と一つの「短」を対にして、人や物事には優れた面と不足する面が併存することを示した語である。特定の典拠・成立年代は明確ではないが、日本では古くから漢文・漢語の語彙として用いられてきた。備考
「一長一短がある」「一長一短である」の形で用いることが多い。単に欠点を責める語ではなく、利点と欠点を比較的中立に評価する表現である。例文
- この二つの企画案は一長一短なので、予算と納期を考えて選ぶ必要がある。
- 在宅勤務には通勤が不要という利点がある一方で、孤立しやすいという一長一短がある。
- 彼の方法は一長一短だが、今回の条件には最も適している。