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七仏通戒

読み方

しちぶつ つうかい

意味

過去七仏(釈迦以前の六仏と釈迦仏)に共通するとされる、仏教の根本的な戒め・教えをいう。具体的には「悪を行わず、善を実践し、自分の心を清めること」が、すべての仏の教えであるという意味である。

由来

『法句経』に見られる「諸悪莫作(もろもろの悪をなすことなかれ)、衆善奉行(もろもろの善を行え)、自浄其意(自らその心を清めよ)、是諸仏教(これが諸仏の教えである)」という偈に基づく。対応する教えは、紀元前後までに成立したとされるパーリ語『ダンマパダ』第183偈にもある。漢訳『法句経』は三世紀、224年頃に訳出されたとされ、日本では禅宗などを通じて広く伝えられた。偈全体は「七仏通戒偈」ともいう。

備考

仏教・禅の文脈で用いられる語で、日常会話では多くない。「七仏通戒偈」として四句全体を指すこともある。「衆善奉行」を「諸善奉行」と表記する伝承もある。

例文

  • 「諸悪莫作、衆善奉行」は、七仏通戒の要点として広く知られている。
  • 住職は法話で七仏通戒を引き、悪を避けて善を行うことの大切さを説いた。
  • 七仏通戒は、行為を正すだけでなく、自らの心を清める実践まで求める教えである。

類義語

  • 七仏通戒偈
  • 諸悪莫作・衆善奉行
  • 仏教の根本教説

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