仗義疎財
読み方
じょうぎ そざい意味
人としての正義や道義を重んじ、財産や金銭に執着せず、困っている人などのために気前よく金品を与えること。「仗義」は義を守り義侠心をもつこと、「疎財」は財を惜しまず人に施すことをいう。由来
中国の古典に由来する語。厳密な初出の年代は定説がないが、元代(13~14世紀)以降の戯曲・小説などで「仗義疎財」の形が用いられ、明代(14~17世紀)の『水滸伝』などを通じて広まったとされる。「仗」は頼る・持つ、「疎」は遠ざける・執着しないの意で、義を重んじて財を惜しまない人物像を表す。備考
主に人物の気質・行為をほめる硬い漢語表現。「財を惜しまない」ことだけでなく、正義感や義侠心に基づいて人を助けるニュアンスを含む。日常会話では「気前がよい」「義理堅い」などと言い換えることが多い。例文
- 彼は仗義疎財の人で、災害で住まいを失った人々に匿名で多額の寄付をした。
- 商人として成功した祖父は、仗義疎財を信条とし、地域の若者の学費を援助していた。
- 単に金持ちというだけでなく、困窮者を進んで助ける仗義疎財の姿勢が皆に敬われた。
類義語
対義語
- 吝嗇
- 一毛不抜
- 守銭奴