漢字辞典.com

検索
兵連禍結

読み方

へいれん かけつ

意味

戦争や武力による争いが次々に起こり、それに伴う災害・不幸・混乱までもが長く続くこと。「兵連」は戦が連なること、「禍結」は災いが重なり、つながって続くことを表す。

由来

中国の歴史書『漢書(かんじょ)』「匈奴伝下」が出典とされる。前漢と北方の遊牧民族・匈奴との長年にわたる対立について、「兵連禍結、三十余年(戦乱と災禍が連なり、三十年以上に及んだ)」と記した語である。『漢書』は後漢の班固(はんこ)らにより、1世紀後半から2世紀初頭ごろに編纂された。

備考

主に戦乱が続き、それに伴う社会的な災厄や不幸が重なる深刻な状況をいう硬い表現。日常会話より、歴史・評論・報道調の文章で用いられる。

例文

  • 長期化した内戦により、その国は兵連禍結の状態に陥り、多くの市民が故郷を離れた。
  • 為政者には、兵連禍結を避けるため、対話によって対立を解決する努力が求められる。
  • 戦争だけでなく飢饉や疫病まで重なり、当時の人々はまさに兵連禍結の苦しみを味わった。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字