博採衆長
読み方
はくさい しゅうちょう意味
広く多くの人や物事から、それぞれの優れた点・長所を取り入れること。「博採」は広く採用すること、「衆長」は多くの人々の長所をいう。特定の考え方だけに偏らず、幅広く学んで役立てるという意味で用いる。由来
中国の歴史書『魏書』劉芳伝に見える「考括群経、博采衆長(多くの経典を考察し、多くの長所を広く取り入れる)」に由来するとされる。『魏書』は北斉の魏収が554年ごろに完成させた歴史書である。日本では「采」を「採」、「众」を「衆」とした「博採衆長」の字形でも用いられる。備考
主に文章語・硬い表現として用いる。「多くの長所を広く取り入れる」という肯定的な意味であり、単に情報を大量に集めることではない。中国語では簡体字で「博采众长」と書く。例文
- 新しい企画では、各部署の成功事例を博採衆長して、より実効性の高い仕組みを作ろう。
- 彼は国内外の研究成果を博採衆長し、独自の理論を築き上げた。
- 伝統を守るだけでなく、他分野の長所を博採衆長する姿勢が必要だ。