名正言順
読み方
めいせい げんじゅん意味
地位・肩書き・行為の名目が正当で、それに基づく発言や主張にも筋が通っていること。また、物事を行う理由や手続きが正しく、社会的に認められる状態をいう。由来
中国の古典『論語』「子路」篇にある孔子の言葉「名不正、則言不順(名正しからざれば、すなわち言順ならず)」に基づく。孔子(紀元前551~前479年)が、君臣などの名称・身分が実態に即して正しくなければ、政治や言葉の秩序も乱れると説いたことに由来する。日本には漢籍の受容を通じて伝わった。備考
主に政治・組織運営・相続などで、権限や行為の「正当な根拠」を強調する際に使う。単に説明が論理的であるという意味より、地位・名分・手続きの正当性を含む点が特徴。例文
- 新制度は法的根拠が明確で、名正言順のうえで実施された。
- 後継者として名正言順に会社を率いるため、取締役会の正式な承認を得た。
- 支援を求めるなら、まず目的と手続きを整え、名正言順の形にする必要がある。
類義語
対義語
- 名不正言不順
- 理不尽
- 筋違い