急公好義
読み方
きゅうこう こうぎ意味
公のためになる事柄に進んで力を尽くし、正義や道義を重んじて行動すること。「急公」は公事・公共の利益を急務として熱心に扱うこと、「好義」は正しい道理や人として守るべき義を好むことをいう。私的な損得よりも社会や人のためを優先する態度を表す。由来
中国の史書『清史稿(しんしこう)』の「陳汝咸伝」に見える「汝咸性仁厚、急公好義(汝咸は性仁厚にして、公に急にし義を好む)」に基づくとされる。『清史稿』は清朝(1644~1912年)の歴史を記した史書で、1928年(民国17年)に完成した。備考
主に人物の性格・行動を褒める語として用いる、やや硬い漢語表現である。日常会話では「公共のために尽くす」「正義感が強い」などと言い換えることが多い。例文
- 彼は地域の防災活動に率先して参加する急公好義の人として、住民から信頼されている。
- 私利を求めず被災地支援に尽力する彼女の姿勢は、まさに急公好義というべきだ。
- 急公好義の精神を持つ社員を育てることは、企業が社会的責任を果たすうえでも重要である。