歌舞昇平
読み方
かぶ しょうへい意味
人々が歌ったり舞ったりして、平和で安定した世の中を楽しむこと。また、そのように世の中がよく治まり、太平であるさまをいう。「歌舞」は歌と舞い、「昇平」は世の中が次第に平和・繁栄へ向かうこと、または天下泰平の意。由来
中国の歴史書『宋史(そうし)』の「楽志」に見られる語とされる。『宋史』は元代の至正5年(1345年)ごろに編纂された。中国語では一般に「歌舞升平」と書き、「升平」は世が平和に向かい、天下がよく治まることを意味する。日本では「升」を「昇」とした「歌舞昇平」の表記が定着している。備考
現実の政治や社会が安定していることを、やや文語的・漢文調に表す語。単に宴会で歌舞を楽しむという意味ではなく、背景に天下泰平や社会の安定があることを表す。例文
- 長い戦乱が終わり、町には歌舞昇平の雰囲気が戻った。
- 人々が安心して祭りを楽しめるのは、歌舞昇平の時代だからこそである。
- その絵巻は、豊かな都で人々が暮らす歌舞昇平の情景を描いている。