浮生若夢
読み方
ふせい じゃくむ意味
はかなく移ろいやすい人の一生は、夢のようなものであるということ。「浮生」は定まりなくはかない人生、「若夢」は夢のようである意。人生の短さや無常を感じる際に用いる。由来
中国・唐代の詩人、李白(701~762)の文章「春夜宴桃李園序(しゅんやえんとうりえんのじょ)」にある「浮生若夢、為歓幾何(ふせいはゆめのごとし、かんをなすこといくばくぞ)」に基づく。成立は唐代8世紀前半とみられるが、この文章の正確な執筆年は不詳。備考
漢文由来の格調高い表現で、日常会話より文章・講話などで使われる。「人生は夢のようにはかない」という無常観を表すが、悲観だけでなく、今を楽しむという含みを伴うこともある。例文
- 親友との再会を終え、浮生若夢という言葉のとおり、時の流れの早さをしみじみ感じた。
- 栄華を誇った王朝も滅び去った歴史を見れば、まさに浮生若夢である。
- 浮生若夢だからこそ、今この瞬間を大切に生きたい。