無憂無慮
読み方
むゆう むりょ意味
何の心配や悩みもなく、気苦労をしないでのんびりとしていること。「憂」は心配・悩み、「慮」はあれこれ考えて気を遣うことをいう。憂いも思い煩いもない、平穏で気楽な状態を表す。由来
中国の故事・漢語に由来する語とされる。元代(13~14世紀)の劇作家・鄭廷玉(ていていぎょく)による雑劇『忍字記』第二折に「無憂無慮」の用例が見られる。日本では漢文・漢語として受け入れられ、憂いや気苦労のない状態を表す四字熟語として用いられるようになった。備考
やや文章語的で、日常会話では「何の心配もない」「のんびりしている」などが自然な場合もある。単なる怠惰ではなく、心配事のない穏やかな状態をいう。例文
- 子どもたちは夏休みの間、無憂無慮に野原を駆け回っていた。
- 退職後は、海辺の町で無憂無慮な毎日を送りたいと思っている。
- 問題がすべて解決したわけではないので、無憂無慮というわけにはいかない。
類義語
対義語
- 憂心忡忡
- 多愁多慮
- 戦々恐々
- 杞憂千慮