物阜民豊
読み方
ぶっぷ みんぽう意味
物資や財貨が豊富にあり、人民・国民の暮らしも豊かであること。国や地域がよく治まり、経済的に繁栄している状態をいう。「阜」は多い・盛んな意、「豊」は豊かで満ち足りている意。由来
中国の歴史書『後漢書』劉陶伝に見える「民殷財阜(民が富み、財貨が多い)」という表現を踏まえた語とされる。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀頃に編纂した書で、後漢時代(1~3世紀)の事績を記す。日本では漢文由来の四字熟語として用いられる。備考
主に国家・地域の繁栄を表す、やや硬い文章語。日常会話では「物資が豊かで人々の暮らしも豊かだ」などと言い換えることが多い。例文
- 交通網の整備と産業の発展により、その地域は物阜民豊の地として知られるようになった。
- 政治が安定し、民の生活が向上してこそ、物阜民豊の国といえる。
- 先人たちは、物阜民豊で平和な社会を築くことを理想としてきた。
類義語
- 国富民安
- 富国安民
- 物阜民安
- 民安国泰