琴歌酒賦
読み方
きんか しゅふ意味
琴を弾き、歌をうたい、酒を飲み、賦(中国古典の詩文の一形式)を作ること。また、そのように芸術や酒宴を楽しみながら、風雅でゆとりある暮らしを送ることをいう。由来
「琴」「歌」「酒」「賦」という、古代中国の文人が親しんだ風雅な営みを並べた漢語である。琴は弦楽器を奏でること、賦は韻文・散文を交えた中国古典の文芸形式を指す。中国の文人文化を背景として日本にも漢語として受容されたが、この四字熟語そのものの特定の初出文献や成立年は明確ではない。備考
日常会話よりも、漢文調・文語的な文章で用いられる表現。「賦」は単なる詩一般ではなく、中国古典の文芸形式を指す語である。必ずしもぜいたくな生活だけを意味せず、風雅な趣味を楽しむ意が中心。例文
- 隠居した祖父は、庭の草花を眺めながら琴歌酒賦の日々を楽しんでいる。
- 忙しい仕事を離れ、琴歌酒賦に興じる時間を持ちたいものだ。
- その文人の生活は、まさに琴歌酒賦という言葉が似合う風雅なものだった。