興味盎然
読み方
きょうみ おうぜん意味
ある事柄に対して、興味が非常に強く湧き、尽きることがないように感じられるさま。「盎然」は、満ちあふれるさまを表す語である。文章語・やや硬い表現として、話題・研究・作品などへの深い関心を述べる際に用いる。由来
「盎然」は中国の古典語に由来し、「盎」は器に液体が満ちることから、満ちあふれる意を表す。「興味盎然」は「興味が満ちあふれている」という構成の漢語表現である。四字熟語としての日本語における正確な初出・成立年は特定されていないが、中国古典由来の語を用いた近代以降の文章語として定着したと考えられる。備考
「興味津々」とほぼ同義だが、「興味盎然」はより文語的で硬い響きがある。「興味盎然として」「興味盎然たる」の形で用いられることが多い。日常会話では「興味津々」のほうが自然である。例文
- その発掘調査の報告を聞き、参加者たちは興味盎然として質問を重ねた。
- 彼は古地図を前にして興味盎然たる表情を浮かべ、細部まで観察していた。
- 新技術が社会をどう変えるのか、学生たちは興味盎然の面持ちで講義に耳を傾けた。
類義語
- 興味津々
- 興味深い
- 興味深々