衆叛親離
読み方
しゅうはんしんり意味
多くの人々が背き、親しい者や身内・側近までもが離れていくこと。指導者や組織が信頼を失い、味方をなくして孤立する状態をいう。主に政治・組織運営などで、支配者や責任者が人心を失った深刻な状況に用いる。由来
中国の歴史書・思想書『春秋左氏伝(左伝)』隠公四年の「衆叛親離、難以済矣(衆が背き、親しい者が離れれば、成し遂げるのは難しい)」に由来する。記事の舞台は春秋時代の紀元前719年ごろで、『左伝』自体の成立時期は戦国時代(紀元前4~3世紀ごろ)とされる。備考
「衆」は多くの人々、「叛」は背く、「親」は親しい者・近親者、「離」は離れる意。血縁の家族に限らず、側近・支持者・協力者を失うことも指す。政治や組織の失政を批判する文脈で用いられる。例文
- 独断的な方針を続けた結果、その政権は衆叛親離の状態に陥った。
- 部下の意見を聞かずに責任を押し付ければ、組織は衆叛親離を招きかねない。
- 不正が明るみに出て支援者も家族も離れ、彼はまさに衆叛親離だった。