衆望所帰
読み方
しゅうぼう の しょき意味
多くの人々の期待・信頼・支持が、ある人物に集まること。また、そのように皆から推される人物をいう。「衆望」は大衆の期待や人望、「所帰」は人々の心が帰着する先、すなわち集まるところの意。由来
中国の正史『晋書』に見える語とされる。「衆望」は多くの人々から寄せられる期待や信望、「所帰」はそれらが行き着き集まる先を表す。『晋書』は唐代の貞観22年(648年)ごろに房玄齢らによって編纂された歴史書で、この漢文表現が日本で四字熟語として定着した。備考
主に人物について用いる、改まった文章語。「衆望の帰するところ」と言い換えることも多い。単に人気があるというより、信頼や期待を集めて皆から推される意を含む。例文
- 長年、地域医療に尽くしてきた彼は、次期会長として衆望所帰の人物である。
- 候補者の中でも最も経験と実績がある彼女に、社員の期待が集まり、衆望所帰となった。
- 混乱した組織を立て直すには、衆望所帰のリーダーを選ぶ必要がある。
類義語
- 人望を集める
- 人心を得る
- 衆望を担う
- 人心収攬