覆車之戒
読み方
ふくしゃ の いましめ意味
前に車がひっくり返った失敗を、後から来る車への戒めとすること。先人・他人の失敗や前例をよく見て、その過ちを繰り返さないための教訓にするという意味。由来
中国の前漢時代、賈誼(かぎ、前201年ごろ~前169年)が文帝に政治改革を説いた文章「治安策」にある「前車覆、後車戒(前の車の覆るは、後の車の戒め)」に由来する。これを「覆車之戒」として四字にまとめ、日本でも故事成語として用いる。備考
主に文章語・改まった表現として使われる。個人の失敗を非難するためでなく、失敗の前例から学び再発を防ぐという文脈に適する。例文
- 過去の不祥事を覆車之戒として、社内の監査体制を抜本的に見直した。
- 先輩の事業失敗を覆車之戒とし、資金計画を慎重に立てるべきだ。
- 事故の原因を公開し、社会全体の覆車之戒とすることが再発防止につながる。
類義語
対義語
- 無反省
- 同じ轍を踏む