逍遥自適
読み方
しょうよう じてき意味
世間の名利や仕事、人間関係などに縛られず、自分の心の赴くまま、のんびりと自由に暮らすこと。「逍遥」は気ままに歩き回ったり遊んだりすること、「自適」は自分の思いどおりに楽しむことをいう。由来
中国の史書『北史(ほくし)』の「魏収伝」に見える語とされる。『北史』は唐代の李延寿が編んだ、659年ごろ成立の北朝諸国の歴史書である。「逍遥」は古く『荘子』の「逍遥遊」などにも見られ、俗世にとらわれない自由なあり方を表す語であった。備考
主に「逍遥自適の生活」「逍遥自適に暮らす」の形で用いる。自由で悠々とした生活を肯定的に表すことが多いが、責任から逃れているという文脈では皮肉を帯びる場合もある。例文
- 定年退職後は、地方の家で読書や畑仕事をしながら逍遥自適の暮らしを送っている。
- 彼は会社を辞めて世界を旅し、逍遥自適の日々を楽しんでいるように見える。
- 逍遥自適に憧れる一方で、社会とのつながりを保つことも大切だ。