酒酣耳熱
読み方
しゅこう じねつ意味
酒を十分に飲み、耳が熱く赤くなるほど酔って、気分が高揚していること。酒宴が盛り上がり、興に乗っている状態をいう。必ずしも泥酔しているというより、酒の勢いで陽気になった様子を表す。由来
中国・三国時代、3世紀前半の魏の文人・曹植(そうしょく)による書簡「与呉季重書(呉季重に与うる書)」にある「酒酣耳熱、仰天拊缶而呼烏烏」に基づく。酒を飲み満足することを「酒酣」、酔いで耳が熱くなることを「耳熱」といい、酒宴の高揚した情景を表した。書簡の正確な成立年は不明。備考
主に文章語・故事成語として用いる。酒宴の楽しさや高揚感を表す語であり、日常会話では「すっかり酔って気分が高揚している」などと言い換えることが多い。例文
- 宴会も終盤に入り、参加者は酒酣耳熱のうちに昔話に花を咲かせた。
- 彼は酒酣耳熱となって声を張り上げたが、翌朝には自分の発言をほとんど覚えていなかった。
- 酒酣耳熱の席では気が大きくなりやすいため、重要な契約の判断は控えるべきだ。
類義語
対義語
- 冷静沈着
- 平静沈着