重義軽財
読み方
じゅうぎ けいざい意味
人として守るべき道義・義理を何よりも大切にし、金銭や財産、私的な利益をそれほど重要視しないこと。「義を重んじ、財を軽んず」と訓読する。由来
中国の漢文に由来する成句で、「重」は重んじる、「軽」は軽んじる、「義」は道義、「財」は金銭・財産を表す。「義を重くし、財を軽くする」という対句的な表現である。特定の初出典および成立年代は明確に確定しておらず、未詳。日本には漢籍・漢文文化の受容を通じて伝わった。備考
「財を軽んじる」は浪費を勧める意味ではなく、利益より道義を優先する姿勢をいう。日常会話よりも、人物評・文章語・歴史や侠客を語る文脈で用いられやすい。例文
- 彼は重義軽財を信条とし、困窮する友人をためらわず支援した。
- 商売で利益を得ても、取引先との約束を守るという重義軽財の姿勢を崩さなかった。
- 物語の主人公は重義軽財の侠客として、人々から深く敬われている。
類義語
- 仗義疎財
- 重義軽利
- 義理堅固