集腋成裘
読み方
しゅうえきせいきゅう意味
狐のわきの下にある少量の毛を集めれば、一着の毛皮の衣服を作れるという意から、小さな物事やわずかな努力・寄付などでも、数多く積み重なれば大きな成果や価値になることをいう。由来
中国の戦国時代(紀元前5〜3世紀ごろ)の思想家・慎到(しんとう)に仮託される書物『慎子(しんし)』の「知忠」篇にある、狐の白い毛皮の衣は一匹の狐の皮だけでできるものではない、という趣旨に由来する。そこから、狐の腋の毛を集めて裘(かわごろも)を作るという「集腋成裘」の形で、積少成多のたとえとして定着した。備考
「腋」は脇・わきの下、「裘」は毛皮で作った衣服を指す。主に、寄付・貯蓄・学習・努力などが少しずつ集まり、大きな結果になる文脈で用いる。例文
- 毎月わずかでも募金を続ければ、集腋成裘で大きな支援につながる。
- 一人ひとりの小さな改善提案も、集腋成裘となって職場全体の効率化を実現した。
- 語彙は一日数語ずつ覚えるだけでも、集腋成裘で一年後には大きな力になる。
類義語
- 積少為大
- 塵も積もれば山となる
- 積土成山
- 聚沙成塔