風月無辺
読み方
ふうげつむへん意味
風や月に象徴される自然の景色・趣が、果てしなく広がり、きわめて美しいこと。「無辺」は限りがない意。雄大で風雅な自然美や、その尽きない趣をたたえる表現である。由来
中国・南宋時代(12世紀)の儒学者、朱熹(1130~1200)の詩文「六先生画像・濂溪先生」に見える「風月無辺、庭草交翠」に基づくとされる。「風月」は風と月、転じて自然の風雅な景色をいい、「無辺」は果てがないことを表す。備考
主に自然の雄大さや風雅な景観をほめる、文章語的で格調高い表現。「風月」には男女の情事を指す用法もあるが、「風月無辺」では通常、自然美を指す。例文
- 山頂から見渡す雲海と夕月は、まさに風月無辺の眺めだった。
- 都会の喧騒を離れ、風月無辺の趣を味わえる湖畔で一夜を過ごした。
- その庭園は四季ごとに表情を変え、訪れる人に風月無辺の美を感じさせる。
類義語
対義語
- 殺風景
- 無味乾燥