飛揚跋扈
読み方
ひよう ばっこ意味
勢いに乗って、他人を顧みずに威張り、思うままに振る舞うこと。また、そのように横暴にのさばるさま。現代では、権力や勢力を背景にした傲慢・強引な振る舞いを批判的にいうことが多い。由来
中国・唐代、8世紀半ば(天宝年間)の詩人・杜甫が李白に贈った詩「贈李白」にある「痛飲狂歌空度日、飛揚跋扈為誰雄」に由来するとされる。「飛揚」は意気が盛んで高揚すること、「跋扈」は大またで歩くことから転じて、威勢を振るって勝手にのさばることをいう。詩中では李白の豪放不羈な気質を表す語で、後世には横暴な態度を表す意味が強まった。備考
主に人物や勢力の横暴な振る舞いを批判して用いる文章語。杜甫の詩では李白の豪放さを表しており、原典では必ずしも単純な悪口ではない。例文
- 彼は権限を握ると飛揚跋扈し、部下の意見に耳を貸さなくなった。
- 監視や規律のない組織では、一部の幹部が飛揚跋扈するおそれがある。
- 若いころの彼には飛揚跋扈の気風があったが、年を重ねてからは穏やかになった。
類義語
対義語
- 謙虚謹慎
- 温厚篤実
- 低姿勢