鶯歌燕舞
読み方
おうか えんぶ意味
ウグイスが鳴き、ツバメが舞い飛ぶような、春ののどかで華やかな景色を表す語。転じて、自然が生き生きとして明るく、美しい春の季節や、その盛んな趣をいう。由来
中国の古典詩に由来する表現。北宋の詩人・蘇軾(1037~1101)の詩「報錦亭(ほうきんてい)」にある「燕舞鶯啼、春日長し」などの春景描写が典拠とされる。「鶯歌」はウグイスが歌うこと、「燕舞」はツバメが舞うように飛び交うことをいう。日本でも漢語の四字熟語として用いられる。備考
主に春の自然美を雅やかにたとえる、文章語・漢文調の表現。日常会話ではあまり使われない。「歌」は鳴く、「舞」は飛び交う意である。例文
- 窓を開けると、庭は鶯歌燕舞の趣で、春の訪れを存分に感じられた。
- 桜と若葉に彩られた川辺では鳥が飛び交い、まさに鶯歌燕舞の景色が広がっていた。
- 観光案内には、この地方の春を「鶯歌燕舞の季節」と表現して紹介している。